北海スタッフの料理日記:色とりどりのちらし寿司で、一足先に春気分♪
このレシピで使用されている商品
紹介
少しずつ日が長くなり、春の訪れが待ち遠しい季節ですね。 日本ではこの時期、ひな祭り(3月3日)でちらし寿司を食べる習慣があります。同僚のボリスが、「そもそもひな祭りって何?」と聞いてきたので、ひな祭りの由来やひな祭りにちらし寿司を食べるようになった経緯について、改めて一緒に調べてみました。平安時代、中国から伝わった五節句(季節の変わり目)の一つ「上巳(じょうし)の節句」(旧暦の3月3日)に、病気や穢れを祓い無病息災を祈るため、紙で作った人形を川に流す風習ができました。これが、貴族の子女達の間で親しまれていた人形遊び(ひいな遊び)と結びつき、やがて、ひな人形を飾って女の子の健やかな成長を願う行事として定着したのがひな祭りの由来だそうです。
また、日本ではお祝い事にはお寿司を食べる習慣があり、特に具材をたくさん散りばめたちらし寿司は、見た目も華やかで女の子のお祝いにピッタリ!という事で、ひな祭りで食べられるようになったそうです。
ちらし寿司という名前は、すし飯の上に様々な具材を「散らす」という所から来ていますが、すし飯の中に色々な具材を混ぜた「ばら寿司」や「五目寿司」など、地域や世代によって呼び方や作り方も様々です。
今回は、春を感じさせるちらし寿司を、北海水産の商品を使ってお手軽に作れるレシピをご紹介します。色とりどりの具材を散りばめたちらし寿司で、一足先に春気分を味わいましょう。
調理方法
- 錦糸卵を作る
・卵をボウルに割り入れて混ぜる。大きい卵白の塊は箸ですくって細かく切るようにする。
・A.の調味料を加えて混ぜる。
・フライパンを中火で熱し、サラダ油を少量入れキッチンペーパーでのばす。
・フライパンが温まったら、おたまで卵液を薄く全体に伸びるくらい入れる。
・すぐにフライパンを持って傾け、卵液が全体に均一に広がるように回す。
・底面が動かなくなったら、弱火にしてフライパンに蓋をし、表面が固まるまで数分置く。
・表面が固まったら、箸やフライ返しで丁寧に剥がし、まな板の上に置く。
・同じ工程を繰り返し、全ての卵液を焼く。
・焼けた卵を重ね、包丁で食べやすい長さに切り、千切りにする。 - ご飯を炊く
- エビ、マグロ、鮭刺身、いくら、枝豆を解凍する。
- 小さいボウルにB.の酢飯の材料を入れよく混ぜ合わせる。
- エビを茹でる
・楊枝等でエビの背ワタを取り、約2%の塩水で2分ほど茹でる。茹で上がったら熱を取り、殻を剥く。 - ご飯が炊けたら木桶(大きいボウル)に移し、④の酢飯の材料を回しかける。しゃもじで切るようによく混ぜ、粗熱を取る。
- 絹さやの筋を取り、小鍋にお湯を沸かして塩を少々入れ、絹さやを1分ほど茹でる。ザルにあげて、冷水につけて冷ます。冷めたら水気をよく切り、斜め半分に切る。
- マグロと鮭の刺身を1cm角に切る。
- 寿司桶又は大皿に酢飯をのせ、錦糸卵、マグロ、鮭、エビ、枝豆をまんべんなく散らす。絹さやとイクラをバランスよくトッピングして出来上がり。
錦糸卵は、錦の糸のように見えるため、縁起がいいものとしてちらし寿司の具材の定番となっていますが、薄焼き卵を作るのが大変な場合は、卵焼きをサイコロ状に切って他の具材と同様に散りばめてもキレイに見えますよ。